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望岳賦 象山神社内

望岳賦は天保12年(1841)夏、象山先生31歳の時の作といわれ、桜賦と並び称される名作である。
富士山の気高く優美な姿を讃えて、自分の理想と抱負をこれに寄せた韻文である。
この碑は明治23年、象山先生と義兄弟の誼を結んだ村上政信が、先生直筆の書を碑文に彫りその邸内に建てたものであるが、その後行方不明となり、久しく幻の碑と称されてきたが、東京杉並高円寺の修道院内にあることが判明し、昭和48年11月9日神社創立35周年祭の当日奉迎再建した。

(授与所に碑文解説あり)