松代妻女山招魂社について
松代妻女山招魂社は、戊辰戦争の際松代真田藩の藩士として従軍し、戦死された五十二柱の御霊を祀るために、第十代藩主真田幸民が明治二年に建立した神社であります。
その後時代は流れ、日清、日露、満州・日中そして太平洋戦争終結までの間、度重なる国の危機に際し尊い命を祖国日本のために捧げられた郷土の戦没者969柱の御霊を合祀してある慰霊施設であります。
現在我が国は、経済大国となり世界各国より注視の的となっております。これもひとえに国民の努力もありますが、ひたすら日本の平和と繁栄を願って命を落とされた諸霊の尊い犠牲によるものと思われます。
平和を願い、二度と悲惨な戦争を起こさぬよう、毎年九月の第二日曜日を「慰霊の日」と定め、追善供養を行っております。
松代妻女山招魂社奉賛会