白鳥神社は松代藩初代藩主真田信之が元和8年(1622)上田より松代に移封された時、真田家の鎮守社として寛永元年(1624)海野宿の白鳥神社を現在地に勧請したことに由来する。現在の社殿は、文化10年(1813)に建築されたものである。三社本殿は、三間社流造こけら葺。拝殿は入母屋造桟瓦葺。彫刻を多用し、屋根伏せは向拝も含めると十字形である。
絵馬殿は正面妻側に切妻屋根を複合した特異な造りで、桟瓦葺。屋根伏せは撞木造のような独特な形状をしている。
市指定有形文化財
白鳥神社三社本殿・拝殿・絵馬殿
平成二十四年四月十一日指定
平成二十四年十一月二十日
長野市教育委員会